保健・医療・福祉の連携

2004年1月1日号
土浦市医師会 会長 辻勝博

市民の皆様あけましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
土浦市は保健・医療・福祉の連携、ふれあいネットワークの構築を目指して健康まちづくりに取り組んでおりますが、土浦市医師会としましても行政側の要請に応じての事業を進めさせていただいております。
乳幼児健診・成人基本検診(前立腺癌の早期発見のためのPSA検査を含む)・予防接種・学校保健それに、肺癌・胃癌検診・慢性肝炎(B・C型)検診などを行っています。インフルエンザ予防接種につきましては、昨年から六十五歳以上一人一回二一〇〇円の補助が実施されております。
緊急診療につきましては、休日は、内科・外科・産婦人科はそれぞれの当番病医院で、小児科は休日夜間とも土浦保健センターで行い、休日・夜間・土曜日夜間の内科も同センターで診療しております。病院輪番制につきましては国立霞ヶ浦病院・土浦協同病院・東京医大霞ヶ浦病院で引き受けていただいております。
介護保険事業では、主治医意見書の記入、認定審査会への参加、ケアプラン作成への助言居宅療養管理指導、訪問介護への助言など順調に経緯しているところです。また、ふれあい調整会議などにも参加させていただいております。市民健康まつり、各種健康教室などにも協力させていただいております。
産業医活動としては、五十人以上の職員の事業所はもとより五十人以下の事業所に対しても土浦地域産業保健センター(うららビル六階)に積極的に参加しています。
大規模災害時の対応につきましても行政との連携を図り、訓練の参加、連絡方法の充実に努めています。
土浦市医師会は市民の皆様の保健・医療・福祉にできる限りの努力をいたすつもりですので、ご希望、ご意見などありましたらご遠慮なくお申出ください。
今年が皆様にとって健康な年でありますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。